木魚

木魚は寺院やお仏壇の前でお経を読むときに叩いて使われます。

なぜ木魚という名前なのかというと、魚は目を閉じて眠らないことから、修行僧に『寝る間も惜しんで修行しなさい』と戒めの意味も含め、魚の形をしていると言われています。

そして昔は魚の形をした平たい板を木魚として使っていたそうです。この平たい魚板から形が変わって、今の丸い木魚になりました。

木魚を叩く理由については諸説ありそうですが、木魚が誕生したころのお寺ではお経の時に眠ってしまうお坊さんや修行僧が多かったそうでこれを防ぐために木魚を叩くようになったようです。